飛行機に乗る際の注意点
私はレキソタンを服用しないで飛行機に乗ると、100%発作を起こしてしまいます。
機体が動き出す前に動悸がはじまり、一気に甚大な恐怖に襲われます。出発を取りやめ、いますぐ飛行機から飛び出していきたくなるほど強烈なものです。薬が効いてくるまでの時間はまさに拷問であり、空の上の脱出不可能な状況が相乗的に私を苦しめます。
出発の一時間ほど前にレキソタンを飲んだとしても、発作が現れることすらありました。5mg一錠では足らなかったのです。一時間前、三十分前の二段階で服用しておくと発作はでません。薬効のおかげで目的地に着いたときにはややフラフラになっていますが、苦しむよりはましです。海外に行くとき、最大三錠を服用したこともあります。地上に着くと安堵のあまり寝落ちしそうになりましたね。
座席は通路側を選びましょう。限られた狭い範囲ですが、自分のタイミングで立ち上がって動くこともできますし、圧迫感も窓際よりは感じません。外を見ていれば気がまぎれると思っていましたが、窓際は隣の人を気遣うあまり何度も立ち上がることができないのでより閉塞感があります。
もっとも、人によっては真逆の感じ方をしてもおかしくはありませんから、窓側で雲や景色に意識を向けた方が楽に感じる場合もあるでしょう。